ほんまでっか!?テレビで暴露『糖質制限で落ちる体重は 水分』

女性専用の時短ダイエットジム「SSPフィットネス」

主宰のAcky→です。

 

フジテレビの情報バラエティ番組にて、

ダイエット評論家から、

 

『糖質制限で落ちる体重は、ほとんどが水分』

 

というコメントがあり、出演者が驚いていました。

 

そこで今回は、

糖質制限で落ちる体重はほとんどが水分なのか?

について解説します。

 

糖質制限では体脂肪は減らないってこと?

結論から言うと、

確かに糖質制限初期での体重減少は

ほぼほぼ水分です。

 

と言うのも、性質上、

糖質は体内で水分と結合しやすく、、

 

糖質1グラムあたりに

3グラムの水分を体内で保持できます。

 

従って、糖質制限を開始後、すぐに減量できるのは、

それまでの食事によって、体内で保有していた

水分量が減るからです。

 

例えば、

今日から糖質を100g減らしたとしたら、

理論上、この糖質100gに結合してる

水分300gも体内から抜けます。

 

  • ・糖質100g+水分300g=400g

 

この合計400gが体から抜けるため、

「体重は」400g減量します。

 

あえて「体重は」と記したは、

体重=体脂肪ではないから、です。

 

そもそも体重は、

筋肉+体脂肪+水分+骨+排泄物(便)+他

これらの合計です。

 

筋肉が減っても、体重は減りますし、

排泄物(便)が減っても体重は減ります。

 

ですが、

筋肉も排泄物(便)も体脂肪ではありません。

 

太って見える原因は、

外見が膨らんで見える体脂肪が多いからなので、

体脂肪を減らすことが重要です。

 

また、

体脂肪は1kgあたり約7200kcalなので、

糖質100g(=400kcal)を減らしても、

体脂肪は400gも減らない計算になります。

 

もちろん、多少のむくみは解消しますが、

体脂肪が400g減ってるワケではないため、

見た目の体型に変化は感じにくいでしょう。

 

また、糖質制限は、

リバウンドしやすくなる原因になります。

 

なぜ、リバウンドしやすくなるのか?

 

理由は2つあります。

 

理由①モチベーションが保てないから

糖質制限の初期段階では、

「体重は」ストンと落ちます。

 

ですが、初期段階で、

ある程度の水分は体から抜けてしまうため、

毎日、毎週、落とし続けることは難しいです。

 

加えて、前述のように、

減った中身はほとんど水分なので、

 

見た目の体型に変化は感じにくいことで、

モチベーションの維持が難しくなります。

 

やがて、モチベーションが下がり、

糖質制限をヤメてしまうと、、、

リバウンドのキッカケになってしまいます。

 

理由②筋肉と基礎代謝が低下するから

ヒトが活動するためには

エネルギー(車で例えるとガソリン)が必要です。

 

糖質の性質上、エネルギー(ガソリン)として

燃焼されやすいことから、糖質は重要な栄養素です。

 

ですが、体内に糖質が入ってこない食生活が続くと、

糖質の代わりに筋肉(タンパク質)が、

エネルギー(ガソリン)として燃焼されてしまいます。

 

筋肉量が低下すると、基礎代謝も低下してしまいます。

 

基礎代謝とは、

何もしなくても勝手にヤセれるレベルなので、

 

基礎代謝のレベルが低下するということは、

勝手にヤセれるレベルも低下してしまう

ということです。

 

つまり、太りやすくなってしまいます。

 

甲状腺の機能が低下するリスクもある

極端な糖質制限を続けると、

甲状腺の機能が低下する可能性があります。

 

甲状腺とは喉ぼとけ付近にある臓器のことです。

 

甲状腺の役割として、

甲状腺ホルモンの分泌により

・カラダ全体の新陳代謝

・成長の促進

・体温の調節

・自律神経の調節

などを担っています。

 

この甲状腺の機能が低下することで、

上記に挙げた調節が困難になります。

 

そして、便秘にもつながります。

 

便秘が起こるということは

腸内環境が乱れている可能性があり、

 

内臓代謝の低下により、

ヤセにくくなるリスクがあります。

 

糖質を燃焼した後に、体脂肪が減る

では糖質制限はムダなのか?

と言われると、必ずしもそうは言えません。

 

なぜなら、脂肪を燃焼するには、

糖質を減らす必要もあるからです。

 

と言うのも、まず先に体内では、

グリコーゲンと呼ばれる糖質を

エネルギーとして消費します。

 

車で例えるならば、

このグリコーゲン(糖質)は「ガソリン」です。

 

体内のグリコーゲン(糖質)が

エネルギーとして消費された方が、

脂肪がエネルギーとして燃焼されやすくなります。

 

ですから、体内のグリコーゲン(糖質)を

減らすことも大切です。

 

糖質=太るではない

当ブログにて公開中の

「田中みな実さんが白米2合を食べても太らない理由」

でも解説しましたが、

 

田中みな実さんは白米を

1日2合を食べるにも関わらず

「体重38kg〜40kg」と公表しています。

 

2合ってことは、、

1日あたりご飯4〜5杯です。

(1日4食としても1回あたり1膳です)

 

それでもあの細身体型を維持できているので、

糖質=太る、というワケではありません。

 

では、なぜ太るのか?

 

それは、、、

 

ヤセるか太るかは「カロリーの法則」で決まるから

ヤセるか太るかは「カロリーの法則」で決まります。

 

摂取カロリー < 消費カロリー → ヤセる

 

↑このように、

消費カロリーが摂取カロリーより多ければ、

ヤセることができます。

 

田中みな実さんが白米2合食べても太らない理由は

カロリーの法則を守っているからです。

 

もし今、あなたが糖質制限をしててもヤセない…

という状況なら、

 

この法則を守れていない可能性が高いと

言えるでしょう。

 

結局、糖質制限ってやらない方がいいの?

カロリーの法則が守れれば、

糖質制限をしてもしなくても、

ヤセることができるでしょう。

 

もしあなたが糖質をガマンできるタイプなら、

糖質制限が合ってるかもしれません。

 

ただ、SSPフィットネスは

「健康を損なわない、がんばらないダイエット」

を推奨し、提案しています。

 

ですから、

糖質を完全にゼロするほどの

極端な方法はオススメできません。

 

まずは、日々の摂取カロリーを確認し、

カロリーの法則を守っていただく生活を推奨します。

 

まとめ

✅糖質制限初期で減る体重は、ほぼほぼ水分である

「カロリーの法則」を守ることで体脂肪が減る

✅糖質をガマンできるタイプなら糖質制限を試す価値あり

糖質完全ゼロはオススメできない

 

それでもあなたは糖質制限をしますか?

極端な糖質制限はリスクも伴います。

 

もし、糖質制限をするなら、

今回お伝えしたことを考慮した上で、

小さく始めてみてください。

 

それでは今日も良い1日を!

 

Acky→