『夏バテで食欲がなくて、逆に痩せてきました!』
先日、メンバーさんが話してくださいました。
確かに夏バテで自然と体重が減るとラッキー
と思ってしまいがちですが、、
それ、実はNGなんです。
食べずに過ごすことで代謝と耐糖能が低下し
リバウンドや不調が出やすくなってしまいます。
夏バテが起きるメカニズム
高温多湿の環境では体温調節のために自律神経、
特に交感神経が過剰に働きます。
この状態が続くと
自律神経のバランスが乱れて
体調不良につながります。
また、冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎは
胃腸の血流を悪化させて消化機能を低下させます。
消化力が落ちることで
食欲不振が起こりやすくなります。
さらに大量の発汗によって
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄
- ビタミンB群
などが失われてしまいます。
これらの栄養素は
エネルギー代謝に不可欠なため、
不足すると疲労感やだるさにつながります。
これら3つの要因が複合して
夏バテ特有の食欲不振・だるさ・疲労感が引き起こされます。
夏バテ中に食べないとどうなる?
結論から言うと、
代謝と耐糖能が低下し、痩せにくい体になります。
悪影響① カロリー不足→省エネモード発動
夏バテで食事量が減り
カロリー不足の状態が続くと
体は「エネルギーが足りない…」と判断して
省エネモードに切り替わります。
省エネモードに入ると
少ないカロリーで生きようとするため
代謝が低下します。
悪影響② 炭水化物不足→耐糖能が低下
冷たい麺類だけで済ませて
炭水化物の絶対量が不足すると…
ランドルサイクルという仕組みによって
脂質がエネルギー源として優先的に使われるようになり
糖質を処理する能力(耐糖能)が低下します。
耐糖能が低下すると食事を再開したときに
血糖値が上がりやすくなり脂肪が蓄積されやすくなります。
悪影響③ 筋肉分解→基礎代謝がさらに低下
カロリー不足の状態が続くと
体は筋肉を分解してエネルギーを確保しようとします。
筋肉量が減ると基礎代謝がさらに低下し
夏が終わった後も代謝が回復しにくい
状態になってしまいます。
「暑いから食べない」を繰り返していると、
秋になっても代謝が低下した状態のまま戻ってしまい、
涼しくなって食欲が回復した途端に
リバウンドしやすくなるという悪循環に陥ります。
夏バテを乗り切る方法
夏バテを乗り切るために
以下の4つのポイントを意識しましょう。
① そうめん・ざる蕎麦でもいいので炭水化物は必ず摂る
食欲がない時でも炭水化物を完全に抜くことは避けましょう。
そうめん・ざる蕎麦は喉越しが良く
食べやすいためオススメです。
ただし麺類だけでは栄養が偏るため、
卵・鶏むね肉・豆腐などのタンパク質を必ずセットにしましょう。
② 常温・温かい汁物も取り入れて胃腸を守る
冷たいものばかり食べていると
胃腸の血流が悪化して消化機能がさらに低下します。
味噌汁やスープなど温かい汁物も
1日1回は取り入れて胃腸を労わりましょう。
③ ビタミンB1・クエン酸で疲労回復をサポート
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する際に
必要な栄養素で、豚肉・うなぎに豊富に含まれています。
またクエン酸は疲労回復効果があるとされ、
梅干し・酢の物などに含まれています。
夏バテによる疲労感の軽減に役立ちます。
④ カリウムを含む果物・野菜でミネラル補給
発汗で失われたカリウムを補うために
果物や野菜を積極的に摂りましょう。
バナナ・きゅうり・トマトなど
夏が旬の食材に多く含まれています。
まとめ
夏バテで食欲が落ちて体重が減ることは
良いことではなく、
カロリー不足・炭水化物不足による
代謝と耐糖能の低下のサインである可能性があります。
食べないことを続けると
代謝が低下した状態が続き
リバウンドしやすい体になってしまいます。
そうめん・ざる蕎麦でも構わないので
炭水化物とタンパク質をセットで摂ること、
温かい汁物で胃腸を守ること、
ビタミンB1・クエン酸・カリウムで栄養を補給することが、
夏を乗り切りながら代謝を守るための鍵です。
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